「三田市をドローンの街に」地域と共に歩むプレイスポットの挑戦

～SANDA D PARKが築く、地域との絆～

地域との協働が生み出す、新しい可能性

「地域の皆さまのご協力により、とても良い関係性を持って交流の輪が順調に広がっています」

SANDA D PARKのスタッフは感謝の思いを込めてそう語ります。
2024年7月、ドローンファイトのプレイスポットとしての活動を始めた彼らが見出した成功の鍵。
それは、施設から徒歩5分の場所にある市民センターとの協働でした。

「市民センターを活用させていただくと、
イベントの案内や集客状況などの連絡をしていただけるので、
とても助かっています。地域の皆さまのご支援には本当に感謝しています」

元々は水処理事業を手がける会社が、点検用ドローンをきっかけに可能性を見出したドローン事業。
遊休地の活用として始めたドッグランと合わせて、
2023年9月にSANDA D PARKをオープンしました。

「最初は資格取得のスクールを検討していました。
しかし、地域の子どもたちに何か新しい体験を提供できないかと考える中で、
ドローンファイトと出会いました。
地域の皆さまと共に作り上げていける活動だと確信しました」

月1回開催の「SANDA D PARKカップ」には、毎回10名以上の方々にご参加いただいています。
継続的にご参加くださる子どもたちの間では、温かなコミュニティが形成されつつあります。

「三田市の様々な小学校から子どもたちが集まり、
共に学び、成長する姿を拝見できることは、私たちにとってこの上ない喜びです」

継続的にご参加いただく中で、技術レベルの差への対応は重要な検討事項となっています。

「大学生の皆さまにもボランティアとしてご協力いただいており、
来年は選手としての参加もご検討いただいています。
子どもたちから大人まで、幅広い世代の方々に楽しんでもらえる場作りを目指してします。」

SANDA D PARKの取り組みの特徴は、地域の皆さまとの協働です。
市民センターを活用させていただくことで、地域に根差した活動を展開しています。

体験会にご参加いただいた方がスクールに入会してくださったり、
地域のお祭りやイベントへの出展のお声がけをいただいたり。
一つずつではございますが、着実に地域との絆を深めております。

「将来的には三田市をドローンの街として発展させていければと考えております。
まだ活動を始めたばかりですが、地域の皆さまのお力添えをいただきながら、
一歩ずつ前進してまいりたいと思います」

最後に、これから活動を広げていきたいプレイスポットの皆さまへ、
私どもの経験からのお話をさせていただきます。

「公共施設の活用は、非常に有効な選択肢の一つだと考えております。
経費面での効率化だけでなく、地域の皆さまとの関係構築において、大きな意味を持ちます。
特に、私どものような新規参入の場合、
行政のチャネルを通じた告知活動は、大変心強い支援となっております」

「また、焦らず着実に進めることも重要かと思います。
私どもも試行錯誤の日々ではございますが、
地域の皆さまのご支援により、少しずつ道が開けてきました。。
それぞれの地域の特性を活かした運営をご検討いただければと思います」

SANDA D PARKの取り組みから見えてきた重要な要素：

「活動を始めたばかりではございますが、
これからも地域の皆さまのご支援のもと、より良い活動を目指していきます」

その言葉には、地域への深い感謝の思いと、未来への希望が込められていました。