~キッズドローンスクールフライヴが描く、次世代育成への道~
習い事としてのドローンに、新たな価値を
「操縦スキルを学ぶには、明確な目標が必要なんです」
仙台市で小中学生向けドローンスクールを運営する柳沼さんは、そう語り始めました。2023年4月の開校以来、キッズドローンスクールフライヴは、単なるドローン操縦の教室を超えた、独自の教育の場を作り上げてきています。
その特徴の一つが、カリキュラムへのドローンファイトの組み込み。この選択が、生徒たちの学びに大きな変化をもたらしています。
結果を出す、体系的な指導
「ドローンファイトという競技があり、全国の選手と対戦できる。この存在が、子どもたちの大きなモチベーションになっています」
その成果は、着実に表れています。夏大会では6年生の生徒が3位入賞を果たし、現在も複数の生徒がランキング15位以内にランクイン。開校からわずか1年9ヶ月という短い期間で、全国レベルの実力を育てています。
継続的な成長を支える環境
「授業の一環としてドローンファイトを取り入れているので、練習時間は他のプレイスポットよりもはるかに多いはず。誰が本選に出ても、十分戦える自信があります」
実際、開校以来の退校者はわずか1名。多くの生徒が継続して通い続けているという実績が、その教育効果を物語っています。
その先にある、大きな可能性
キッズドローンスクールフライヴが目指すのは、単なる競技力の向上ではありません。
「ドローン業界はこれからです。この発展していく業界を盛り上げていくのは、間違いなく今の小中学生たち。この裾野を広げていきたい」と柳沼さんは語ります。
例えば、高校生のうちにドローンの資格を取得することで、将来の就職時に強みとなる可能性も。
ドローンスキルが一つの「武器」として、生徒たちの将来を支える――そんな未来も、決して夢物語ではありません。
未来を見据えた教育の場へ
「基礎をしっかり学び、競技で結果を残す。その経験が、将来どんな業界に進んでも、必ず活きてくる」
柳沼さんの言葉には、確かな手応えと未来への期待が込められていました。
ドローンファイトを教育カリキュラムに組み込んだその革新的なアプローチは、ドローン教育の新たな可能性を示しているのかもしれません。
スクール概要
- 名称:キッズドローンスクールフライヴ
- 所在地:仙台市
- 対象:小中学生
- 開校:2023年4月
- 特徴:ドローンファイトをカリキュラムに組み込んだ体系的な指導
主な実績
- 夏大会で6年生が3位入賞
- 複数生徒がランキング15位以内にランクイン
- 開校以来の継続率98%以上
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