皆さん、こんにちは。
今回は、ユニークな取り組みで注目を集めている
「Dannacyハウス」の詩唯さんにお話を伺いました。
車椅子利用者も健常者も共に楽しめる場所づくりを目指す詩唯さんが、
ドローンファイトをどのように活用しているのか、
その魅力と可能性について探ってみましょう。
Dannacyハウスとは?
Dannacyハウス(ダンナシーハウス)は、「段なし」という思いから名付けられました。
単に建物や道路の段差をなくすだけでなく、人々の心の中にある段差もなくしていきたいという願いが込められています。
詩唯さんは、
「車椅子の息子がきっかけで、みんなで関われる場所を作りたいと思ったんです」と語ります。
築50年の空き家を改装し、バリアフリーな交流スペースとして生まれ変わらせました。
ドローンファイトとの出会い
ドローンファイトとの出会いは偶然でした。
詩唯さんの息子さんが参加したイベントで、ドローンファイトの存在を知ったのです。
「車椅子でも多分できると思うよ」という一言に興味を持ち、
家族で体験会に参加。
「本当に面白くて、息子は車椅子に乗っていて手に麻痺があるんですが、
ゲームのコントローラーぐらいは触れるので、やってみたら飛ばせたんです。
これは面白いと思いました」と詩唯さん。
バリアフリーな楽しさの可能性
ドローンファイトの魅力について、詩唯さんはこう語ります:
「車椅子の方も、お子さんも、高齢者の方も、年齢も何もバリアがなく、一緒に同じルールで楽しめるところが一番の魅力だと思っています。」
実際に開催してみると、健常者と障害者の間に壁はほとんどないそうです。
「みんな一緒に楽しんで、横で熱くなって勝負している。障害のことは忘れられるような感じです」
プレイスポットとしての工夫
Dannacyハウスがプレイスポットとして成功している秘訣は、細やかな配慮にあります:
- バリアフリーな空間設計
- 車椅子対応のトイレ完備
- キッチン付きのレンタルスペースとしての活用
「場所がバリアフリーで、車椅子用のトイレがあれば、参加しやすくなります」と詩唯さん。
これらの要素が、多様な人々が集まりやすい環境を作り出しています。
今後の展望:ドローンカフェの構想
詩唯さんは、さらなる展開を考えています。
「9月からドローンカフェのようなものを始める予定です。
練習する日を設けたり、飲み物を提供したり。
部活動のような感じで、いろんな人に知ってほしいんです」
具体的なアイデアとしては:
- 参加費を取らずにドリンク制にする
- 月額制の部費を集め、新しいドローンの購入に充てる
まとめ:共生社会への一歩
Dannacyハウスの取り組みは、ドローンファイトが単なる娯楽以上の可能性を秘めていることを示しています。
障害の有無に関わらず、同じ目線で楽しめるこの活動は、共生社会への大きな一歩と言えるでしょう。
飲食店や交流スペースを運営している方々、プレイスポットの導入を考えている方々にとって、Dannacyハウスの事例は大きなヒントになるはずです。
バリアフリーな空間づくりと、ドローンファイトのような誰もが楽しめるアクティビティの組み合わせが、新しいコミュニティの形を生み出す可能性を秘めています。
あなたの店舗やスペースでも、
ドローンファイトを通じて新しいつながりを作ってみませんか?
きっと、想像以上の喜びと可能性が待っているはずです。